・EXコインの特許について知りたい!
こんな疑問に答えます。
日本語のメディアしか見ていないと気づきませんが、水面下でEXコイン(EXC)は急速に世界に認知されつつあります。
そして、EXコインの技術開発を行うGVE株式会社は、米国のベイエリアを中心に、テックカンパニーのユニコーンとして注目を集めています。
今回は海外でEXCとGVE株式会社が注目を集めている理由について考えてみます。
この記事の目次
EXコインがネパールで支持されている
2019年9月5日、ネパールの民放でGVE株式会社CEO:房広治さんのインタビューが放送されました。ノーカットで20分近い動画です。
あきひめさんがYouTubeに日本語訳付きで動画をアップしてくださっているので、ぜひご覧ください。
GVE株式会社とは、EXコイン(EXC)のシステムを有するイギリスのExcor Ltd.に技術提供を行う日本企業です。
EXCに関連する14以上の特許を所有しています。
ネパールでは他のテレビ局や新聞でも取り上げられ、大きな反響があったようです。国民からEXCに大きな期待が寄せられていることが伺えます。
EXCはもともとミャンマーの現政権によるリクエストが発端で始まったプロジェクトですが、多くの発展途上国がEXCの導入に関心を示しています。
シリコンバレーの支持者たち
このような国際的な潮流を受けて、最近ではシリコンバレーを中心に、EXCを支持する起業家やインベストメント・バンカーが増えています。
彼らは優れた技術の登場に関して、非常に敏感です。
EXコインがLibraより優れている理由
現在仮想通貨を開発している企業は数多くあります。
その中でもGVEが別格として扱われる理由は、EXコインと他の仮想通貨を比較することで見えてきます。
Libraの問題点
EXCの比較対象として、Facebookが開発したLibraがよく例に挙げられます。
Libraは、GAFAの一角であるFacebookの大型プロジェクトとして注目を集めています。
私は、Libraが広く普及し世の中で使われるようになる可能性は低いと考えています。
決定的な理由として、LibraはFacebookを利用してユーザ認証を行うので、厳格な本人確認の実施が不可能であることが挙げられます。
ケンブリッジ・アナリティカの工作活動
皆さんは、ケンブリッジ・アナリティカという企業名を聞いたことがないでしょうか?
現在では廃業していますが、トランプ大統領の当選やブレグジット可決の際に暗躍した企業です。
例えばトランプを当選させるために工作活動を行う場合、彼らは以下のような手法をとります。
ここからわかることは、Facebookアカウントは簡単に作成することができ、ひとりにつきひとつのアカウントとなるように管理することはできないということです。
Libraはマネロンを防げない
したがって、Facebookアカウントと紐付けられるLibraも厳格な本人確認は不可能であり、マネーロンダリングや犯罪組織の温床となることが容易に想像できます。
これはFacebookに限った話ではなく、AmazonやGoogleも本人確認の手段を持ち合わせていません。
仮想通貨についてクリーンで厳格な本人確認の仕組みを整えている企業はいまのところGVEしかありません。
EXコインがPayPalやSWIFTより優れている理由
世界の送金システムはPayPalやSWIFTのシェアが非常に高い状態です。
PayPalとSWIFTの問題点
実は、PayPalとSWIFTいずれも過去に複数回ハッキングされたことがあります。
完全にセキュアなシステムではないということです。
EXCは、過去22年間一度もハッキングされたことがなくEAL6+の実績をもつFelicaから設計の着想を得ており、量子コンピュータによる攻撃への耐性を備えています。
そのため、ハッキングを受ける可能性は限りなく低いといえます。
また、PayPalやSWIFTは送金の際に高額な手数料が掛かります。
それに対して、EXCの場合は0.1%以下の手数料で送金が可能です。
送金時間についても、PayPalやSWIFTが数日かかることもあるのに対して、EXCは国境をまたいでも最長0.2秒で着金します。
PayPalの真の目的
PayPalの真の目的は、送金サービスではなく、世界共通通貨を作ることでした。
「多くの人々は知らないが、ペイパルの最初のミッションは、通貨の価値を下げる腐敗した銀行カルテルや政府から独立した世界的な通貨を作ることだった」
結果的にPayPalはこれに着手することができませんでした。
ダボス会議で共同創業者のこの発言を聞き、EXCプロジェクトの真意に気づいた人は多いはずです。
ベイエリアのテック・バンカーたちは、ここにもアンテナを張っていました。
まとめ
FecebookのLibraやPayPal、SWIFTは、現状では基本的なセキュリティや透明性確保の仕組みに大きな欠陥があると言わざるを得ません。
IMFが世界共通通貨に求めているこれらの要件を網羅しているプロダクトは、今のところ世界でEXCだけです。
IMFが出しているレポートを理解した上で、GVEとその他の企業を比較してみると、シリコンバレーでGVEがユニコーンと呼ばれる理由がわかるのではないでしょうか。
今後の展望
昨年の11月30日にEXCが海外取引所のBigBossに上場してから、約9ヶ月が経ちました。
これは、EXCの実証実験が9ヶ月間問題なく行われたことを意味しています。1年間の実証実験が無事完了すれば、EXCは次のフェーズへと動き出すのではないでしょうか。
下記は、この記事の続編です。
EXコインについての記事は、下記のページにまとめています。