【世界初】GVE株式会社が開発したEXコイン(EXcoin)がCBDCの国際規格へ
画像出典:Ecma-International

・EXCが国際規格になるとどうなるの?
・国際規格の内容を知りたい!

こんな疑問を解消します。

 

結論、将来GAFAにもう一つの”G“が加わり、G+GAFAと呼ばれるようになる可能性が高まりました。

 

2021年8月9日、GVE株式会社が開発したCBDC(EXC)とワクチンパスポートが、国際規格の代表例として選ばれました。

 

すでに2020年11月にISO/IEC24643の国際規格が発表されていましたが、今回はより具体的にEcma-417のユースケースとして採択された形になります。

今回は、GVEの戦略である国際規格化(デジュール・スタンダード)について深堀りしつつ、その具体的な内容を解説します。

記事の内容
・ 国際規格が成立したことによる影響
・ 国際規格(ISO24643)の解説
注意事項
・ EXコインLabの記事の内容は、すべて当サイトによる独自の考察であり、GVE社およびEXCとは一切の利害関係を持ちません。開発者非公認のサイトである点ご留意ください。

GVEの基本戦略

GVE Ltd

GVEはグローバルなプラットフォーマーを目指す上で、ソニーの失敗から得られた教訓を戦略に取り入れています。

ソニーの失敗に学ぶ

かつてソニーは天才エンジニア日下部進さんの尽力によってフェリカを開発し、NFC(Near Field Communication)の技術を確立しました。

 

ソニーはそれをデジュール・スタンダードとして国際標準化することが可能であったにも関わらず、経営者の戦略ミスによって大きなチャンスを失いました。

 

詳しくは、ノンフィクション作家の立石泰則さんが書かれた「フェリカの真実」をご参照ください。

 

デジュール・スタンダードを目指す

GVEはこの反省を戦略に取り入れ、一貫してデジュール・スタンダードを目指してきました。

 

基本的な前提から解説していきます。

デファクト・スタンダードとデジュール・スタンダードの違い

似ているようで大きな違いがあります。

 

デファクトスタンダードとは、

 

公的な標準化機関からの認証ではなく、市場における企業間の競争によって、業界の標準として認められるようになった規格のこと。

 

市場競争に打ち勝つことで既成事実化しようという考え方です。

 

ソニーが目指したのはこちらのデファクト・スタンダードでした。

 

一方で、GVEの戦略であるデジュール・スタンダードとは、

 

ISOやJISなどの規格国際標準化機関などにより定められた規格のこと。

 

市場競争とは無関係に、国際的な合意を経てルールを作るという考え方です。

 

GVEはこれまで、ISO/IECによって国際規格として定められることを目指してきました。

国際規格ISO/IEC24643が成立

standard

通常ISO/IECによる国際規格が成立するまでには、5年以上の長い期間を要します。

デジュール・スタンダードを目指す上での唯一のデメリットは、「時間がかかること」です。

 

しかし、GVEの場合には世界のハイテク企業らの支持を得て、短期間で国際規格化を成し遂げてしまいました。

 

ISO24643は、Ecma International(ECMA-417)がドラフトしています。

国際標準化の歴史

国際標準の枠組みが始まったのは1995年です。

1995年 – WTO/TBT協定発効

強制規格や適合性評価手続の作成の際、原則として国際規格(ISO/IEC等)を基礎とすることを義務付け

 

翌年には、政府調達の選定基準に国際規格に適合するかどうかが加わりました。

1996年 – WTO・政府調達協定発効
政府調達の際、国際規格を調達基準とすることを各国に義務付け

 

つまり、ISO/IECが発効したCBDCの国際規格が存在する以上、今後各国の中央銀行がCBDC(中央銀行デジタル通貨)を導入する際には、その基準に適合したシステムを選定する可能性が非常に高いと考えられます。

ISO規格とは

ISO規格とは、世界共通のモノサシのことです。

 

日本品質保証機構によると、『ISO規格は、国際的な取引をスムーズにするために、何らかの製品やサービスに関して「世界中で同じ品質、同じレベルのものを提供できるようにしましょう」という国際的な基準』です。

 

また、分野によっては事実上の強制規格として扱われることもあります。

 

JIS規格やISO規格は任意規格であるが、法規によっては基準値や試験、検定方法、規制の手段として使われ、事実上強制力が伴い、強制規格として扱われることもある。

新時代のリアルタイムアクセスシステム

real time access system

さて、本題です。

 

ISO24643の具体的な内容について解説します。

いったい何の話?

普通に読んだだけでは、ISO24643が規定する「分散型リアルタイムアクセスシステムのアーキテクチャ」とはなんぞや? という疑問を持たれると思います。

困るクマ
横文字が多くてよくわからない…

 

ひとことでいえば、「24時間365日オンラインの超安全なデジタルプラットフォームの基本設計」です。

 

これは、既存のあらゆるオンラインシステムにあてはまる考え方です。

 

現代では多くの企業内システムが旧式の「バッチ処理」を採用していますが、IoTが普及したデジタル社会においては「高速リアルタイム処理」へ転換すべきです。

ISO/IEC24643のメリット

主に下記の点を達成することができます。

達成できること
プライバシーの保護
不正アクセス・偽造や改ざんの防止
高い利便性・拡張性

基本的には、これまで解説してきたEXコインの利点と共通しています。

鍵となる仕組み

以下の図が一番重要なポイントです。

ISO24643

こちらはアストン大学の記事から引用していますが、ほぼ同じ図がISO24643にも掲載されています。

 

最初に用語の説明をしておきます。

用語の意味
Access object…人間やカードのような物理的実体
Access point…スマホのようなシステムの入口および出口(空間的に分散)
Process…システム上の処理
Authentication…本人確認のような認証機能
Authenticated Area…セキュアであることが保証されたサーバー内の範囲

具体的に解説

具体例として、銀行のATMのケースを想定して解説していきます。

ISO24643_Process

GVE Ltd.の資料に説明のため筆者補足

 

まず、ここではキャッシュ―カードがAccess objectです。

銀行のATM(Access point)にキャッシュカード(Access object)を挿入すると、不正や偽造がないかを判断するため本人確認(Process1 = Authentication)が行われます。

ここで問題なく認証されると、認証済み領域の保証機能(Authenticated Area)により、点線の内側に該当するサーバ内のセキュリティ(ハッキングされていないこと)が保証されます。

Process 3からProcess N-1の部分は、一般的な銀行のシステムです。

Process 1においてGVE HSM(EXCプラットフォーム)が認証を行うことによって、銀行のシステム全体がセキュアになったという仕組みです。

すべての処理が完了すると、「希望金額を引き出す」という最終結果(Final result)がATM(Access point)へ送り返され、物理的な結果としてATMからお金を引き出すことが可能となります。

Process 1の補足
ユーザの端末からのアクセスを許可するか否かをリアルタイムに判定(認証)し、アクセスが許可された後にアクセスシステムのサービスを実行します。
認証にあたっては、認証データ・アクセスオブジェクトデータ・システムデータを参照し、アクセス要求の可否を決定します。
また、ISO24643に直接「GVE HSM」や「EXC platform」と固有名詞が記載されているわけではありません。

何がすごいのか

以下の2つを両立している点が今までにないポイントです。

ISO24643が可能にしたこと
・ 24時間365日オンラインの高速リアルタイム処理
・ きわめて高いセキュリティ(本人確認、ハッキング防止等)

これらを実現するために、ISO24643では3ウェイデータベース方式をベストな構造として規定しています。

0.2秒ごとに3つの異なる種類のデータベースが同期する」というGVEが考案した仕組みは、高速リアルタイム処理だからこそ高いセキュリティを担保することができます。

合理的で無駄のない、美しい仕組みです。

 

冒頭、今日では「バッチ処理」というレガシーが幅をきかせていると紹介しましたが、これはセキュリティや処理速度の問題もあります。

多くの企業では、システムはオフラインの環境に置いたまま、夜間にバッチ処理を行います。

これによって外部からのハッキングの可能性を減らし、またサーバの処理速度の問題を回避しています。

 

一方、リアルタイム処理を実行するためには、並列処理技術を用いた処理機能が必要です。

GVE HSMは複数のシステムの複数のサービスを連続的または並列的に、柔軟に処理することが可能です。

オープンイノベーション

ISO24643 は、技術的にあらゆるアプリケーションとの相互運用性を保証します。

平たくいえば、図のProcess1 = Authenticationの部分にGVE HSMを挟むだけでよいので、既存のあらゆるアプリケーションと互換性があります。

企業としては、システム投資にそれほど予算をかけなくても、セキュリティを大幅に向上させることが可能と考えられます。

GVEの特許戦略

ここまで読んでくださった方はお気づきのように、ISO24643の核となる考え方や技術はすでにGVE社が国際特許を取得しており、その他の面でも技術的に非常に高い参入障壁があります。

したがって、今後のオンラインデジタルプラットフォームの市場では、GVEが一強となる可能性を大きく高める結果になったと考えます。

EXCとワクチンパスポートがユースケースに

conference

これだけでは終わりません。

 

2021年8月9日、ECMA-417はGVEが開発した中央銀行デジタル通貨(CBDC)とワクチンパスポートをユースケースとして発表しました。

EXCがCBDCとワクチンパスポートの国際標準へ

これによって、政府等が国際規格に沿ったCBDCやワクチンパスポートを開発しようと考える場合には、まず最初にGVEが候補に上がるようになりました。

・ 国際規格を制定するECMA Internationalが認め、世界で共通の規格として規定した
・ 他社に先駆けてすでに新時代のシステムが完成している
・ GVEのシステムは既存の他社製品を大きく上回る異次元のクオリティ

このような強みがあり、GVEにとってはこれ以上ない追い風でしょう。

他のCBDCとの決定的な差

全体的に差は大きいのですが、選ぶとすれば、一番の違いはセキュリティだと思います。

 

ISO24643の解説を読んでくださったみなさまは、高いセキュリティを担保するという点を念頭に置いて設計されていることをご理解いただけたかと思います。

 

リアルタイムアクセスの時代では、セキュリティの重要性はより一層高まっています。

EXコインとワクチンパスポートの展望

world

国際規格化によって、GVE社の国際的なプレゼンスは著しく高くなりました。

 

通常の会社であれば、長年実績を積み上げた先の最終的な成果として国際規格化の可能性がでてきます。

 

一方、GVEは他社にとってのゴールを達成した状態からスタートします。

 

スタートアップの歴史上非常に珍しいケースだと思うので、今後GVEがどのように伸びていくのか注目しています。

房広治氏のデジタルマネー戦争が予約開始

digital money

GVE株式会社CEO房広治さんの著書デジタルマネー戦争が発売されます。

 

書籍の紹介文はこちら。

 

次世代の世界覇権をめぐる戦いは、すでにはじまっている!
人類史上最大の変化「お金のデジタル化」で、世界経済のルールと私たちの生活はどう変わるのか? デジタルマネー、量子コンピュータ、AIによる完全DX化された新しい世界で、日本が先進国として生き残るために必要なものは、いったい何なのか?
世界最強のセキュリティ技術を誇るフィンテック・ベンチャーの共同創業者と、日本で唯一のルール形成戦略機関の専門家が、日本が米中に勝つための「4つのS」(シナリオ思考、スピード、セキュリティ、サイエンス)を徹底解説する。

 

GVEが開発するEXCプラットフォームや、今回の記事の内容である国際規格化についてもより詳しく学べると思います。

 

発売日は2021年9月8日の予定です。

デジタルマネー戦争の予約はこちら

まとめ

summary

EXCプラットフォームの仕組みがISO24643で国際規格となり、GVEが開発したCBDCとワクチンパスポートがそのユースケースとなりました。

 

国際規格化は、プラットフォーマーにとって非常に大きな追い風になります。

 

 

>>> EXCの記事はこちらにまとめていますので、ぜひご活用ください。

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