・仮想通貨への投資は株式投資とは違うの?
こんな悩みを解消します。
結論、本記事で紹介するバイ・アンド・ホールド戦略が最有力候補のひとつです。
また、投資で大きな損失を避けるための「損切り」の考え方も紹介します。
当サイトでは、これまでEXコインの機能・性能面や背景について解説をしてきました。
しかし、これだけでは「EXコインが有望であることはわかったけど、結局どんな方法で投資すればいいの?」という疑問が湧いてきます。
仮想通貨に投資をされる方は、株式投資やFXの経験がない方の割合が高いと推測しています。
また、「仮想通貨バブルには乗り遅れてしまったけど、有望そうなEXコインを知ったから少額で投資してみたい」という方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はEXコインに投資する際の戦略を考えてみます。
・ 投資の一般原則をEXコインのケースにあてはめて学ぶ
この記事の目次
投資の原則から考える
「投資」といってもいろいろと種類があり、デイトレーダーから長期投資家まで幅広いので、あらゆる手法に当てはまる原則というのはなかなかありません。
損切りは重要!
しかし、その中でも「損切り」のルールを定めることは、大きな負けを防ぐために必要なことです。
有名なマゼラン・ファンド(フィデリティ)のファンド・マネージャーを務めた一流投資家のピーター・リンチは、「株価についてよく聞く多くの馬鹿げた(そして危険な)話」として、下記の項目を列挙しています。
・株価が底にきたら、それとわかるものだ
・結局、株価は戻る
・夜明け前はいつも一番暗い
・10ドルに戻ったら売る
(出典:ピーター・リンチの株で勝つ/Peter Lynch)
要するに、株価が下がるときにはどこまでも際限なく下がるし、その株価は二度と戻らないこともあるということですね。
プロのファンド・マネージャーの多くは、下落幅10%~20%のレンジで損切りをしているといわれています。
ちなみに仮想通貨の場合には、2018年1月をピークに多くの通貨が80%以上暴落しています。
その多くは現在(2020年2月)も元の価格に戻っておらず、私は二度と価格が元に戻ることはないと考えています。
EXコインの仕組みから考える
EXCトークン(EXコイン)はGMFというデジタル・セントラル・バンクから発行され、EXCトークンの対価として払い込まれたUSドルはデジタル・セントラル・バンクに貯蓄されていきます。
EXコインの価額がピークから50%まで下落した場合、このUSドルを原資として、GMFが買いオペレーションを行います。それにより価額は下げ止まり、再び上昇を始めるという仕組みです。
この事実からわかることは、EXコインの場合、いつどのタイミングで投資したとしても、原資の50%以上を失うことはないということです。
「ピークから50%」というとしっくりこないかもしれないですが、これは「EXコインの過去の値動きの中で、一番高い価額を基準として、その地点から見て50%」ということを意味します。
そうすると、ピークで投資した場合で50%ですから、価額が上下する中で投資すれば、これよりも低い下落幅で収まるということになります。
こちらのチャートは、EXコインが2018年11月30日に上場してから今日に至るまでの、全期間の値動きを示しています。
上場直後は市場参加者が少なかったためボラティリティが大きかったものの、現在の価額は理論値に収束し安定しています。
ここまでの価額のピークは12022.9ドルですから、いま投資をするとその半値にあたる6011.45ドル以下にはならないと考えられます。
EXコインの損切りは必要か
投資の原則に従うならば、EXコインの場合にも損切りラインを設定すべきです。
しかしながら、私はEXコインの場合には、ファンダメンタルズに鑑みて将来的な値上がり期待を持てる限りにおいては、条件付きで損切りは不要だと判断しています。
「投資の神様」といわれるウォーレン・バフェットが率いるバークシャー・ハサウェイは、価額が下がると自社株買いを行います。
市場参加者はこのルールを理解しているので、「必ず自社株買いが行われるのであれば、少し株価が下がったら他の投資家よりも先に投資しておこう」と考える投資家が増えます。
そうすると、株価の下落時には自社株買いが行われるラインに達する前に買いが入り、株価は上昇に転じるのです。
これと同じことがEXコインでもおきると考えられます。
Excor Ltd.のホワイトペーパーには買いオペラインが明記されていますので、投資家はそのラインよりも早い段階で買いに走ることになります。
結果としてEXコインの価額はピークから下落率50%を待たずに上昇に転じる可能性が高いと考えられます。
EXコインのビジョンから考える
結論、EXコインは長期保有銘柄であるといえます。
房さんの言葉を借りれば最初の一年は信用を得るための「実証実験」の期間であり、その安全性と実績が証明される来年以降、世界各国の中央銀行がEXCプラットフォームの導入を検討することになるからです。
プロジェクトが進行するまで待ってから投資をするという考え方もあります。
しかし、例えば上場から1年が経ち「誰の目から見てもEXコインの実力が明らか」という状況に至ってしまうと、「中央銀行がEXCプラットフォームを採用する」等のファンダメンタルズがない状態でも、その期待が価額に織り込まれてしまいます。
一般に、投資家は不確実性のある時期にリスクを取るからこそ、より高いリターンを期待できるのです。
EXコインに採用されている技術の特許は20年間有効ですから、EXコインの優位性は少なくとも20年間は担保されます。
その期間で、法定通貨の1%――100兆円の時価総額を目指すというわけです。
そう考えると、EXコインに投資する際の投資戦略は「バイ・アンド・ホールド戦略」が適当だと思います。
バイ・アンド・ホールド(Buy and Hold)とは、長期保有を行うことを前提とした投資手法のこと。株式投資におけるデイトレード(投資期間:1日)、スイングトレード(投資期間:数日程度)、ポジショントレード(投資期間:数週間程度)などに代表される短期売買の投資手法に対する対義語で、「買い持ち」ともいいます。バイ・アンド・ホールドによる投資において選択対象となるのは、成長期待度の高い企業になるのが一般的です。
出典:SMBC日興証券
これは、一度投資したら長期間保有し続ける戦略です。
長期投資といっても、気づいたら原資を毀損したまま価値が(一生)戻らない銘柄が多い中、EXコインは高セキュリティと買いオペレーションによる投資家保護の仕組みが整っています。
世界での認知度も非常に低く、いわゆる「掘り出し物」の銘柄に該当するかもしれません。
また、場合によっては国家の財政破綻やハイパー・インフレーションへの備えにもなりますから、高いポテンシャルを秘めていると考えられます。
ちなみに私はビットコインを空売りしつつ、EXコインをロングしています。
まとめ
EXコインの仕組みや開発者のビジョンを考えると、バイ・アンド・ホールド戦略が有力な候補の一つになります。
損切りを含めて、事前に投資の方針を決めておくのがおすすめです。