【勝率53.24%】EXコインの勝率について数学的に分析してみる

・EXコインの勝率は何パーセント?
・その仕組について知りたい!

こんな疑問を解消します。

 

結論、EXコインの勝率は約53.24%です。

 

EXコインは数学と物理だけで説明できるように設計されています。

そのため、勝率が50%を超える理由を数学的に紐解くことができます。

今回はEXCの勝率について考えます。

記事の内容
・ EXコインの勝率の仕組み
・ ケースごとのEXコインの期待値
注意事項
・ EXコインLabの記事の内容は、すべて当サイトによる独自の考察であり、GVE社およびEXCとは一切の利害関係を持ちません。開発者非公認のサイトである点ご留意ください。

この記事の目次

EXコインの勝率が50%を超える理由

EXコインはピーク(過去の最高値)から価格が50%下落した時点で、デジタル中央銀行にあたるGMFが買いオペレーションを発動します。

これによって、EXCの価格は最高値から50%以下にはならない仕組みとなっています。

この仕組が何を意味するのか、視覚的にグラフに落とし込んで考察してみたいと思います。
(なお、確率分布図や勝率は私が独自に算出したものです。細心の注意を払ってはいますが、100%の正確性を担保するものではありません。)

通常のトレードの場合

まずは通常のトレードについて考えてみます。次のグラフは一般的なFXとしてドル/円のペアを想定しています。

FXはゼロサム・ゲームですから、取引所に支払う手数料を度外視すれば、勝率は常に50%となるはずです。

 

グラフの読み方を簡単に補足しておきます。

縦軸は最終的なリターンを表し、横軸はその確率の高さを表しています。

例えば、ドル円が1ドル100円のときにロング(価格の上昇に賭ける)したとして、1週間後にはかなりの確率で±10%以内のリターンに留まると考えられます。

1ドル1円(ドルが紙くず)になったり、1ドル200円(ドルの価値が円に対して倍になったので、投資としては100%のリターン)になる確率は限りなくゼロに近いでしょう。

したがって、横軸に関しては、縦軸が端に近づくにつれてその確率は減少する形状の分布となっています。考えてみれば当たり前のことですね。

EXコイン(EXC)の勝率

ここに、ドル/EXCのペアの確率分布図を重ねてみます。

オレンジの線がドル/円、ブルーの線がドル/EXCのペアの表しています。

このグラフはピークでロングすることを想定していますが、ピークとは過去の値動きの中での最高額を指します。ビットコインでいうところの約220万円ですね。

 

まずはドル/円のペアから見ていきましょう。

数学的には、ピークであっても勝率は常に50:50であるはずです。一枚目のグラフと同様、綺麗な左右対称の正規分布の形を描いています。

一方で、ドル/EXCのペアには違いが見られ、その形状は左右非対称です。

ドルに対してEXCの価格が上昇して利益が出る場合にはドル/円と同じ形状ですが、ドルに対してEXCの価格が下落し、損失が生じる場合には、縦軸が50に達した時点で横軸(確率)は0となっています。

平たくいえば、投資した時点を基準として、その価値が50%を割る可能性はゼロということです。

これは、冒頭でお話したようにGMFの買いオペレーションが価値を担保していることに起因しています。

この場合のドル/EXCペアの勝率は、0.532385034906371...となります。

約53.24%です。この期待値が、EXCを最も高い価格で購入した場合の勝率です。

あえてネガティブな言い方をするならば、一般に最も割に合わないといわれる「高値掴みした場合」の勝率となります。

EXコインが5%下落したときにロング

もう少し他のケースを見てみます。

高値を更新し続けていたEXCが少し価格を戻した場面を想定してみます。

定量的に表現すると、100だったEXCが95に下落した場面です。

ピークから価格が5%下落していることに伴い、グラフの重心が少し下に動いていることが読み取れます。とはいえドル/円の場合には、今までと同様に勝率は50%であり、一般的な正規分布の形を描いています。

一方ドル/EXCの場合には、勝率は約54.36%まで上昇します。

これは、GMFによる買いオペレーションの発動は、あくまで過去の最高値(Historical peak)を基準として50%下落した地点でなされることに起因しています。

(ちょっと噛み砕いて説明してみます。ピークを100としたときに、50%下落すると50になります。この場合のピークから買いオペ発動までの差分は100-50=50です。今回は95で購入したにも関わらず、買いオペ発動のタイミングは変わらず50のままですから、購入時と買いオペ発動時までの差分は95-50=45となります。この差分が小さくなればなるほど、損失の可能性が減少しますから、必然的に勝率は上昇していくわけです。)

EXコインが25%下落したときにロング

次はピークから25%下落した場合を想定してみます。

ドル/円の勝率は常に50%です。

ドル/EXCの場合の勝率は約63.51%です。衝撃の勝率といってもよいのではないでしょうか。

EXコインが49%下落したときにロング

極めつけは、ピークから49%下落した場合です。

今まで通り、ドル/円の勝率は50%です。

一方で、ドル/EXCはあと1%価格が下落すれば買いオペレーションが発動するため、これ以上ほとんど下げようがありません。

したがって、このタイミングでロングした場合の勝率は約95.70%という見たこともない数値になります。

まとめ

summary

EXコインの勝率は、どのような場合でも約53.24%以上になります。

なぜなら、買いオペレーションの設計によって「投資家保護の仕組み」が整備されているためです。

 

EXCが持つこのような「価値」は、金融の世界では「オプション」と呼ばれます。

下記の記事で詳しく解説しています。

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